石川滋賀県人会
第24回石川滋賀県人会総会・懇親会開催 文責 堀 勘四郎
県人会総会は、令和7年2月16日(日)金沢市の金沢勤労者プラザで、出席会員13名委任状9名のもと、午前10時に岡田副会長の司会で始まりました。当日は、春の訪れの近いことを思わせる、暖かく穏やかな天気に恵まれました。
冒頭、堀会長から、「今年は、6月29日(日)に、全国滋賀県人会全国大会が、大津市で開かれます」との報告があり、続いて、杉本顧問が、「ふるさとバス旅行を18回開催した。琵琶湖疎水旅行を企画できなかったのが心残りだ」と実現への期待を託されました。
続いて議事に入り、2024年度の事業報告(東木理事)、決算報告(望月理事・会計)、監査報告(徳田監査役)以上3案、賛成多数で承認されました。
2025年度事業計画(東木理事)、懸案の故郷訪問は、今年度も見送りとし、代わりに、夏から秋の期間に、石川近辺で親睦会を開催する。
2025年度予算案(望月理事・会計)では、支出に、来年度の東海創立5周年の費用としての特別基金5万円を盛り込む。
以上2件、賛成多数で承認されました。
総会風景


総会の後引き続いて講演会が行われました。
講師は、当会の会員、古谷正寿さん(「茶舎観壽(ちゃしゃ みこと)」店主)。演題は、「台湾茶を味わう」でした。台湾茶は、1800年代から作られるようになったということで、有名な阿里山など標高1000m以上の高地で作られる烏龍茶が中心。茶葉は、丸い球のような形状が特徴。日本の緑茶とは違って旨味ではなく甘味を楽しむもので、おしゃべりしながら、聞香杯という小さな茶器を使って、何杯も飲みます。4~5人が集まり飲みながらのおしゃべりで、コミュニケーション作りに役立っているようです。
ただ、台湾においても高齢化による人手不足の波が押し寄せており、1000m以上の高地での栽培作業で、インドシナ半島の国々からの出稼ぎに頼っている農園もあり、品質の低下が懸念されている、とのことでした。
演題の通り、「台湾茶を味わい」ながらの講演でした。入れて頂いた台湾茶は、羅娜山烏龍茶と、華崗烏龍茶。台湾には、日本の茶道のような難しい作法や決まりはなく、「どうおいしく飲むか」が基本。「香り」と「余韻」を楽しみます。ふたつの烏龍茶をそれぞれ5杯ほど頂きましたが、飲んだ量は、100ccほどとのこと。思ったより少ない。それでもしばらく香りの余韻が残りました。
公演会風景


懇親会
総会に引き続き、内灘町の「はねや」で懇親会を開催しました。12人が参加し、楽しいひと時を過ごしました。最後に「琵琶湖哀歌」を全員で歌って散会となりました。
