三日月滋賀県知事との初面談成る             岡田 稔

 去る7月24日午後2時半から約1時間余、三日月滋賀県知事と石川滋賀県人会の役員との思わぬ面談がもたれました。
 三日月滋賀県知事は、前日まで富山県での全国知事会に出席され、高岡市で富山滋賀県人会と面談された後に、事前に石川にもお声がかかり実現したものです。
 金沢駅では、杉本会長がお迎えし、金沢勤労者プラザ会場では、岡田副会長と畑中総務会計がお迎えしました。知事自ら大きなキャリーバッグをひっさげて、三階の楕円形テーブルの面談室へ。
 若々しい三日月大造知事(48歳です)と知事秘書の松原勇太さまの登場です。当方は、杉本会長はじめ岡田副会長、東木理事、堀尾理事、畑中総務会計、川森監事、望月監事の方々で、和やかな雰囲気で始まりました。
 まず最初に、杉本会長から「歓迎のお言葉と滋賀県人会の活動を簡潔に!」のつもりで始まりました。会長からは、「毎年の総会や会員自らの講演会、懇親会そして郷土訪問としての日帰り旅行、ホームページを開設し、これらの記録報告はじめ、滋賀と石川の縁連載の寄稿や投稿、詩歌なども掲載されている」との紹介に知事は、「すごいですなあー」との感想を述べられた。具体的には、ホームページからピックアップし、18回になる日帰り旅行の日取りや行き先、滋賀と石川の縁の題名リスト(18回分)など細やかな口頭説明に、知事も会長も身をのりだし、折角用意した「石川の和と洋のお菓子や加賀棒茶」には手を触れる暇もなく聞き入って喜んでおられた。
 三日月知事からは、滋賀県の男女の平均寿命がほぼトップクラス(男:1位、女:4位)とのこと(鮒ずしのお陰?)や観光客も増加傾向にある一方、課題的には、琵琶湖の魚が減少しているとのこと。琵琶湖の水質は、富栄養価対策により綺麗になっているが、対策が進みすぎて栄養分が不足気味なのかは原因は分からないが、魚の住みよい環境づくりが大切とのこと。ところで知事からは、「総会後の講演会に一度、出席したいなぁ」と言われ、「我々も歓迎です、是非に!」とのやりとりに、いつか日程が合えばと大いに期待するところです。
 締め括りの東木理事からは、「自分の名前を”とうぼく”と読んでもらい、かつ出身地まで言い当てられた」三日月知事に感謝され、今回の面談会を作って頂いた事に改めて謝意を表し、名残惜しいがお開きになりました。余談ですが、松原秘書は、畑中さんが幼かりし頃の斜め向かいの駄菓子屋さんのお孫さんと判明する頃には、玄関でお見送りの時間となりました。

<<追伸:「松原様からのメールと写真>>
 先日はお忙しいところ、面談の時間をいただき、誠にありがとうございました。
 限られた時間で大変申し訳ありませんでしたが、石川滋賀県人会の皆さんの熱心な活動に知事も大変喜ばれ、大いにパワーをいただくことができたようです。遅くなりましたが、当日の写真を送ります。杉本会長にもどうぞよろしくお伝えください。今後ともよろしくお願いいたします。